北アルプス新表銀座3泊4日山パスタ縦走の準備編です。
山行の様子や山パスタのメニュー、レシピについてはこれまでの記事を御覧ください。
北アルプス新表銀座で美味しい山パスタを手早く作るために、具体的に3つの方策を考えてみました。
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今回は(2)の「自家製パスタソースの活用」についてご紹介させていただきます。
《(1)「干し野菜の活用」の記事は こちら から》
レトルトや和えるだけのパスタソースは簡単にパスタが作れてとても便利ですが、今回は自家製パスタソースにこだわってみました。パスタソースをイチから作るのはとても楽しいですし、美味しくできたときの喜びもひとしおです。
山でイチから作らなくても自家製パスタソースを山に持っていけば、ソースをイチから作った美味しいパスタを、手早く実現できるわけです。
1.松の実を電子レンジにかけ、軽く水分を飛ばしておく。にんにくは芯をとる。バジルの葉は水洗いしてキッチンペーパーで水気をとっておく。
2.バジルの葉、にんにく、松の実、オリーブオイル、塩・胡椒をフードプロセッサーやミキサーに入れ撹拌する。
3.パルミジャーノ・レッジャーノ、ペコリーノ・チーズをすりおろして混ぜ合わせる。
※ペコリーノ・チーズを使用しない場合はパルミジャーノ・レッジャーノの量を増やす。
4.塩・胡椒で味を整え、オリーブオイルで濃度を調整して完成。
・少し面倒ですが、バジルを水洗いしたときの水気をきちんと拭きとっておくことが大事!
・市販のバジルペーストとの一番の違いは濃厚なバジルの香り!
・家で長期保存する場合は冷凍保存可です。
・ジェノベーゼパスタ
・サラダのドレッシング
・鶏肉のバジルペースト炒め
・ジェノベーゼピッツァ
バジルペーストを使った最も代表的なパスタと言えばジェノベーゼです。じゃがいも、トマト、鶏肉、チーズなどと特に相性がよくいろんな料理のソースとして使えます。いつもの山ごはんレシピにバジルペーストを少し加えてみると、新しい美味しさが見つかるかもしれません。
1.にんにくは包丁の腹で潰し芯をとり、玉ねぎ、にんじん、セロリを適当な大きさに切る。
※あとで取り出すので小さく切る必要はない。
2.フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れ弱火でじっくり炒める。
3.にんにくの香りがたってきたら、玉ねぎ、にんじん、セロリを入れて少し焼色がつくまで炒める。
4.トマトを手で握りつぶしながら入れ混ぜ合わせる。沸騰するまで強火、沸騰したら弱火で30分煮込 む。
5.野菜を取り出し、ざるなどで濾して完成!
・香味野菜(たまねぎ、にんじん、セロリなど)をあまり入れすぎない方が美味しいです。
・塩は料理に使う際に入れて調節してください。
・家で長期保存する場合は冷凍保存可です。
・アマトリチャーナ
・ボンゴレ・ロッソ
・アラビアータ
・ミートソースパスタ
・トマトソース煮込みのミートボールパスタ
・トマトソースの煮込みハンバーグ
・トマトカレー
最も基本的なパスタソースなので、トマトソースを使ったパスタは数限りなくあります。パスタだけでなく肉、魚介類、野菜、チーズなどとも相性抜群。いろんな山パスタ、山ごはんに活用できます。
北アルプス新表銀座で美味しい山パスタを手早く作るために、自家製パスタソースは大活躍!
普通の山パスタを本格的なイタリアン山パスタに変身させてくれました。
ご参考になるところがありましたら皆様の山パスタ、山ごはんに取り入れていただけたらと思います。
ソライロパスタ