カテゴリー: 体験レポート

女子は一度は訪れたい!かわいいが溢れるキャンプ場『バルンバルンの森』

.HYAKKEIをご覧のみなさん、こんにちは。五島夕夏(ごとうゆうか)と申します。
普段はフリーのイラストレーターとして活動していて、家でぬくぬく過ごすのが大好きな根っからのインドア派です。

前回は初登山に挑戦し、へとへとになりながらもなんとか登頂に成功しました(前回記事はコチラ)。
今回はどんなアウトドア体験が待ち構えているのでしょうか。

小さな森の小さなキャンプ場、バルンバルンの森

過酷で体力を使うイメージが強いアウトドア。
実際、自然と触れ合うとなるとある程度の準備が必要になってきますよね。

いやはや、もっと女子だけでも楽しめるようなアウトドアスポットはないのだろうか!と、感じているのは私だけじゃないはず。

でも無いよなあ、まさかねえ……。

否!!!!ある!!!!

そうなんです。
本日紹介するのは、女子に嬉しい!なんとも癒される素敵スポットでございます。やったぜ。

それでは早速向かいましょう。レッツらゴー!

ということでやってきたのは、九州は大分県中津市。
今回お邪魔させていただく、“バルンバルンの森“さんに到着いたしました。

ここは、レストランや雑貨屋さん、ギャラリーなんかも併設されている小さな森の小さなキャンプ場。
オーナー自らの手で建てられた小屋や遊び心ある装飾が魅力の、一風変わったアウトドアスポットなのです。

こちらがオーナーの田代ご夫妻。

何か作る時は奥様のじゅんこさんがデザインアイデアを出して、旦那さんのかずのりさんが形にするのがお二人の基本の在り方とのこと。

意思が食い違うことはないのか尋ねたところ、「まずないです。たくさんたくさん話し合うので!」と笑顔でご返答いただきました。
素敵すぎるご夫婦だ……。

着いてすぐ、入り口でまず目に入るのが、インパクト大のツリーハウスと美しい紅葉。

今にも「ようこそ!」と声が聞こえてきそうな出迎えに、思わず胸が高鳴ります。

童心に返ってツリーハウスに登ってみると、中にはブランコが吊り下げられていました。

まさにこれは、子供のころ憧れた“木の上の秘密基地“そのもの!
すでにワクワク楽しい気持ちになってきたぞう。

カワイイが溢れまくり!

ツリーハウスから下に目をやると、何やらおしゃれな建物が。
こちらはギャラリー兼工房になっていて、この日はちょうど写真家の方が展示を行っていました。

個人的に胸キュンポイントだったのが、ギャラリー内のトイレ。
小さな扉の取っ手は、なんと本物の鹿のツノでできています。
ああ可愛い、可愛すぎる!

トイレひとつとってもこだわりが見え、乙女心をガシッと掴まれてしまいました。

ギャラリーから道を登っていくと、併設のレストラン“亜細亜食堂cago“を発見。
クンクン!外まで良い香りが漂っている〜。

店内は落ち着いた色味で統一され、窓からたっぷりと日が射しています。
タイ料理中心のメニューで、常連さんによるとどれを食べても間違いなく美味しいんだとか。

私はガパオを注文したのですが、24年間の人生史上もっともデリシャスなガパオでした。
嘘偽りなくキング・オブ・ガパオだと感じましたので、訪れた際はぜひ食べていただきたい一品です。

それにしても、見渡す限りカワイイが溢れていて、トキメキが止まらないよ……。

癒しの一泊

そろそろ見所である、宿泊用のキャビンを見て周りましょう。
サクサクと落ち葉を踏む音が耳に気持ちいいなあ。

えっ、まって。なにこのカワイイ看板……。

ていうか、どこをとっても……。

きゃわいすぎる〜〜!!!!

とんでもなく全てがカワイイ。いちいちカワイイんです。
ひとつひとつどのキャビンも凝った作りで、飾られたイラストや窓の形なんかも全部計算されているのが分かります。

私が宿泊するのは、“Chigru“という名前のキャビン。
室内は広く雑貨屋さんのような雰囲気で、とくに女性に人気なんだそう。

いやね、分かりますよ人気な理由。
想像しているアウトドア用のキャビンと全く異なるんですもの。

とっても洒落ていて清潔なのに、自然に囲まれ空気は澄んでいる。
これは、アウトドアとカワイイのいいとこ取りと言えるでしょう!

日が暮れたら共有スペースでコーヒーを淹れ、物思いにふけったりして。
何も考えずじんわりゆったり過ごす時間……。
これ以上の贅沢はありませんね。

寝る前にふと顔を上げると、空にくっきり、眩しすぎる月が浮かんでいました。
なんて良い夜なんだろう!

とっておきの朝は

翌朝目を覚ますと、またしてもとんでもない景色を見ることができました。

どうですか、この眺め。
朝日が木々の隙間を抜けて、バルンバルンの森全体を照らしています。

涙が出るほど感動しました。すごすぎる。
なんてことない1日のはじまりが、特別で忘れられない朝になりました。

ようし、今日も人生を楽しむぞーっ!

荒れて廃れていたキャンプ場を、ご夫婦力合わせて作り上げ出来た、バルンバルンの森。
訪れた人すべての心にとっておきの思い出を残してくれる、最高に素敵な場所でした。

田代ご夫妻、ありがとうございました!

<バルンバルンの森(洞門キャンプ場)>

*アクセス
〒871-0202 大分県中津市本耶馬渓町曽木459-9
(カーナビご利用の場合は「☎0979-52-3020」でもご確認頂けます)

*問い合わせ
0979-52-3020 (電話受付は月・木・金・土の10:00~17:00)
※12:00~13:00は休み時間、17:00以降は宿泊者専用℡に切り替わります。
※「亜細亜食堂cago」のご予約・お問い合わせについては0979-52-3004まで。

*公式サイト
http://barunbarun.com/

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ライター:
五島 夕夏