「老人と海」、「誰がために鐘は鳴る」など、数々の著書を世に送り出したヘミングウェイは偉大な作家であると同時にアングラー(釣り人)でもありました。先に上げた2作品はキューバで書かれたものでもあり、実際に老人と海はキューバが舞台にもなっています。キューバの土地をこよなく愛したヘミングウェイの面影を求めて、この土地を訪れる人も少なくありません。
「グランドスラムを達成する」と聞くとテニスを想像する方が多いでしょう。
ですが、アングラーの世界にも存在することをご存知でしょうか?
釣り人のグランドスラム・・・。それは、「ボーンフィッシュ」、「ターポン」、「パーミット」、「スヌーク」のうちいずれか三種の魚を1日で釣り上げることを意味します。
多くのアングラーにとってこのグランドスラムは一度は叶えてみたい夢でもあり、また目指す目標でもあります。キューバはこのグランドスラムが達成できる可能性と環境が整っているということもあり、世界中のアングラーから愛されている土地でもあるのです。
キューバの首都ハバナからさらに国内線の飛行機で40分ほどの場所に、カヨラルゴというリゾートアイランドがあります。
ハバナの都市から一遍、この土地の魅力はなんといってもグランドスラムだけではなく、カリブ海の青い海、青い空、白い砂浜の中に身を置けるということでしょう。そこに立っているだけで日頃の喧騒を忘れることができること間違いありません。その他にも、マングローブが生い茂るジャングル、イグアナに遭遇することのできる島など、まさに大自然を堪能することができるドリームアイランドなのです。
先に述べましたが、アメリカとの国交が正常化され、アメリカの資本がどんどん参入しているキューバ。
いまでこそ、まだ、スタバやマックなどを街中でみることはありませんが、いわゆる「オールドハバナ」も含め、クラシックカーが悠然と町中を走り抜ける姿を見ることができるのは、今だけなのかもしれません。
美しい海でのグランドスラム達成をゴール(目標)に、是非次の海外旅行にはキューバを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?きっと素敵な冒険があなたを待っているはずです!