ハウツー・まとめ

最高のロケーションで野営を楽しむ!伊勢志摩キャンプベース小屋プロジェクト#02

伊勢志摩の国立公園の山頂にみんなで使える小屋を建てるプロジェクト。

7/16(土)23:00までクラウドファウンディングで皆様の支援を募集中です。今回はプロジェクトメンバーと現地調査もかねてキャンプしてきた様子をお伝えします。
(プロジェクトページはこちら

山も海も堪能できた現地調査キャンプ

実地調査1日目は最高に晴れてキャンプ日和!この絶景を見ながらキャンプだなんて、フォトジェニックですよね。

さっそく海も見に行きました。

海の透明感が凄い。この海で泳ぐトライアスロンも開催されてます。地元の人曰くシーカヤックをするのもおすすめだそうです。

岩場で磯遊びも調査!

亀の手がこんなにいっぱいいたり、海老の赤ちゃんや貝もいっぱい。見ていて飽きませんでした。

夕日もとっても綺麗!

立ち寄り温泉にみんなで行ってきました。集合写真左側から、フォトグラファーの待夜さん、大工の伊藤君・堀夫婦・金谷君・HYAKKEIの羽田さんです。露天風呂からも夕日が綺麗に見れましたよ。

近くのスーパーで買いだしをして夜はBBQして過ごしました。一番驚いたのは山の上で川があるわけじゃないのに『蛍』が飛んでいた事!とっても不思議でした!他にも小さな蟹も歩いていたりと、志摩ならではなのでしょうか。そういえば夜更けになると湿気が増えていた印象でした。

グランピングとは真逆な世界だと思ってください

楽しすぎたドローン撮影。ドローン最高!.HYAKKEIさんに撮影してもらった素敵な動画で、この場所の綺麗さが伝わると嬉しいなと思っています。ぜひ皆様にも実際にこの景色を見てもらいたいです!

現地滞在時は、比較的平坦なゾーンでキャンプしたり、過ごしたりしていましが、実際に小屋を建てる場所はここです!どーん。

傾斜具合や、今生えている木はどうするかなど大工の伊藤君、ディンプル建築設計事務所チームで、どうやって問題解決していくか相談&検討しました。

不便さを楽しむという事で、『キャンプベース小屋』と名付けてみました。

自然の景観を邪魔しないようなデザインの小屋を建築家と大工で作ります。懸念していた車も入れそう。建設中もここに住む大工の伊藤君は、「住むのはぜんぜん大丈夫です。むしろいい方」とのこと。地元の人に湧水がどこにあるかなども確認してくれましたし、思っていた以上に野生児っぷりを発揮してくれたので安心しました。

この小屋について、『超快適な小屋を想像している方もいるんじゃない?』って心配のお声を最近よくいただくようになりました。

はっきり言います。

『至れり尽くせりではありません!感覚的にはむしろ野営に近いかも。もし想像とちがっていたらごめんなさい。』

この小屋の魅力は、地元の方も知らないくらい秘境感があるのに頂上までは10分弱くらいで登れちゃうこと。(超急な坂道&ジャングル風ですが)

・水道も引きません
(水道管が古すぎて、引き直すのにはとってもお金かかるので、滞在中に必要なお水をペットボトルで持参)

・お風呂もありません
(近くに良い立ち寄り温泉いっぱいあるのでいらない)

・トイレはかなり簡易的なのを用意します
(伊勢志摩経済新聞の方に微生物によって分解される素材の情報をもらったんです)

不便でも自由さと自然を体感できる良さを味わえる場所になったらと思ってます。細かいところは使っていただくみなさんとだんだん改善していきたいなと考えています。何にもないところで飲むコーヒー最高ですよ。

小屋の近くの美味しいもの

さて、そんな野営感あふれるこのキャンプベース小屋ですが、周りには魅力的な『食』『お酒』が盛りだくさんなのです!

新鮮な海鮮たち!

お昼は近くの絶品お鮨の『鮨ふみ』さんへ。

名物「久政」の鰹節!ブラタモリを見てから行きたかった工場も見学させてもらいました。買い求めた鰹節や鰹節ふりかけも今回のリターンにご用意しましたよ。

魚介は四季を通して豊富!このあっぱっぱ貝って初めて聞きましたが本当に美味しい!

和を感じる銘品たち!

ちょっと志摩に移動して赤福本店でお茶と赤福を食べました。赤福は出来立てが一番美味しい。お茶も美味しすぎました。

伊勢志摩サミットで出した三重の日本酒も飲食店に用意してあるところが多いので、ぜひ試してみてくださいね。私は『作』が気に入りました。

野営のご褒美に絶品フルーツ!

美味しすぎたメロン。生メロンジュース、メロンパン。しかもこの美しい田園風景の中で食べるの最高です。今回のクラウドファンディングのリターンにもメロンが入っているコースもあります。

実はこの山には伝説がありました

調べていくうちに、偶然たどり着いたこの土地(山)に残る伝説があります。

『昔、山の前の浜に高貴な姫君の水死体が流れ着いた。早速供養すべく引き上げようとしたが、なぜか重くて上がらない。力自慢が集まり試みたがダメ。そこで千頭の牛を集め曳かせてやっと海から上げることが出来た。姫のなきがらは千曳山の大石に変わり、今も里人を守っている。以来この山は千曳山の名がついた』

この謎めいた伝説について、この土地の情報をご存知の方にさらなる情報を教えていただけました!

『千疋山』には、毎年旧正月十五日と七月十五日には塩屋『宝泉寺』の僧侶が山上に登って経を詠み、運勢の神と婦人病を患う人々が参拝して、霊験を祈る信仰の厚い祠があったそうです。

と、いう事でさっそく『宝泉寺』を管理されている自治会長の加藤さんに会ってきました!

加藤さんが小さなころはまだ千曳山は町の人々も登っていたそうです。今は僧侶がいなくなってからかなり月日が流れており、寺の詳しい由来や、千曳山になぜ参拝していたかなどは誰もわからないそうですが、

お寺に祭ってあるお腹に子供がいるというお地蔵さまや、千手観音を拝見させてもらい貴重な時間でした。参拝できて嬉しかったです。


いかがでした?
この夏にみんなで小屋を作るって忘れられない経験をしたいですね。何か響くものがある方!現実にする為に皆様のお力をお貸しください。

▶︎三重県伊勢志摩の国立公園山頂に「キャンプベース小屋」を建設!

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ライター:
堀 薫