宝満山は標高829mで別名竈門山(かまどやま)とも呼ばれています。宝満山山頂から稜線を通り仏頂山、三郡山へのハイキングコースも人気です。
また、福岡市内からのアクセスも良く、太宰府天満宮の参道ではお土産、おまんじゅう屋さんなどのお店が連なっており、トレイルランニング終了後には参道でクールダウンしながら名物でお腹を満たすのも楽しめる場所です。
登山ルートも色々と設定されているのですが、ガイドブックではビギナー向けとされている竈門神社(正面登山道)ルートを走ってみました。
西鉄太宰府駅より竈門神社まで徒歩(ランニング)2.3km。参道を通るのでここで補給食など購入することもできます。
休日になると観光客がたくさんいますので、ここは走りたい気持ちを抑えて参道を楽しみながら歩きましょう。徒歩以外にも竈門神社へは太宰府駅からコミュニティーバス内山行きで約7分で行けます。
*竈門神社ルート
竈門神社(正面登山道)→宝満山(829m)→仏頂山(868m)→難所ヶ滝→(うさぎ道)竈門神社
行きは九州7県をまたぐ2936.9kmの長距離自然歩道の一部を通ります。
徒歩の場合ここまではロード区間ですがこの竈門神社からトレイルへと入っていきます。
序盤は階段での登りが多めです。
宝満山山頂までは登り基調ですのであまり爽快なランニングは楽しめないかもしれませんが帰路のうさぎ道で気持ちいいランニングが楽しめます。
標識も頻繁にあり迷うことはなさそうですが、初めて行く方は地図を忘れずに。
山頂直前は素晴らしい見晴らしです。
宝満山(829m)到着。多くの方が長い間休憩をしています。
標高は高くないのに天気が良いと開けた景色が見えます。
きつい登りを終えた後のこの景色、最高です。
仏頂山方面へと降りるルートは急な鎖場です。人気ルートで登山者も多いので注意しておりましょう。
手作り感のある案内標識も沢山あります。
この山からは良い景色は見れませんが、宝満山よりも高い山です。ここを通っていよいよ難所が滝へと向かいます。
厳冬期には九州でも珍しい冬景色が見れる人気のスポット。
向かう道はゴツゴツした大きめの石が転がっておりかなり足を取られます。捻挫や転倒に注意が必要です。
下って行くと・・・
到着です。
ここが難所ヶ滝。
この季節は素晴らしい景色が見られないのですが…冬季にはここでしか見ることのできない絶景が見られます。(冬季に行く場合はもちろんアイゼンなどの装備が必要です)
竈門神社から登り基調で進んできたので、帰りはうさぎ道で下り基調のトレイルを気持ち良く下ります。
うさぎ道を下り最後はロードにて竈門神社まで戻り終了です。
カフェで少し一休みなんていいかもしれません。
竈門神社付近にはカフェやレストランなど数軒あり、聞いた話によるとどれも絶品だそうです。
アクセス良好、素晴らしい景色が楽しめ、季節によって全く違う顔を見せてくれる宝満山。ぜひ、絶景を求めてトレイルランニングを楽しんでみてください。