7年前にコールマンのテントを買って以来、キャンプを続けている藤島さん。
まずはやはり平日キャンプの魅力について。楽しそうに語る藤島さんが印象的でしたが、聞いているだけでこちらもニヤけてしまう最高の環境でした。
想像に容易いと言えば容易いですが、平日なんで周りに人がいません。キャンプ場を自分たちで独占していると言って良いでしょう。ただでさえ開放的なキャンプが、極上の開放感を味わえるキャンプとなるのです。
美容師以外で平日休みというと、特別固定の休日がないカメラマンや料理人など何かに特化した専門家たち。そういう人たちが集まるのでお金はかからずとも、何かと本格的&ゴージャスなキャンプになるんだそう。
平日なのでレンタカーだって平日価格で割安ですし、キャンプ場も休日ですらそこまで高くないのに平日はもっと安くなっているところが多いです。極上の開放感を休日よりもリーズナブルに楽しめるんだから羨ましいとしか言えないです。
周りに人がいないので、音量も気にすることはありません。スピーカーから音楽を流すも良し、ギターをかき鳴らすも良し、皆で大合唱するも良しです。
キャンプ場によっては就寝時間が決まっているところがありますが、平日キャンプはそんなこと気にすることありません。周りに人がいないので、就寝時間を揃える必要なんてないんですね。夜な夜な気心知れた仲間たちと延々と語らうことができます。
美容師にとってはこれが最高なのかもしれません。青い空、美味しい空気、豊かな自然、そんな開放的過ぎる中で髪を切る。普通誰も体験することができないようなことを、平日キャンプだから、美容師だからできる。なんて最高のオフなんでしょう。
これだけ聞いただけで『なんて魅力的なんだ!平日キャンプは』と思うわけですが、平日キャンプだからこそ生まれる残念なポイントもいくつかあるそうです。
これは好きな人は本当に好きですね。いわゆるファンピングを楽しんでいる人たちの様を見て、ああでもないこうでもない、これ参考にしよう、などと自身のキャンプに取り入れてレベルアップを図る人。キャンプ場での1つの醍醐味だったりもします。
これはちょっと辛いです。温泉が目玉のキャンプ場だ!と意気揚々と行ってみたら平日はやっていない。その時のがっかり感は相当なものであるはず。事前に必ずチェックして行きましょう。
平日キャンプを楽しんでいる藤島さんですが、地元仙台にいたらたぶんキャンプはしてなかったといいます。都会に出てきて、インドア仕事から解放されたいから気を遣わない開放感を楽しめるキャンプに出かける。東京にいるからこそ、アウトドアをしているそうです。
br /はじめて行く仲間も『楽しい!』って言ってハマっていき、男性はグッズにこだわりはじめて、女性は快適さだったり、食器、デコレーションにこだわり出し始めるそう。はじめは椅子と寝袋だけ持って参加してくるBBQすら知らない人もいたそうですが、今となってはキャンプでパンを作るようになっているんだとか。
いかがでしたか?
br /休日キャンプとはまた違った楽しみ方ができる平日キャンプ。
br /玄人の人も、はじめての人も、都会の喧騒に疲れた方も、ちょっとお休みを貰って平日キャンプに出てみてみませんか?