場所

【第1回】三重県志摩市の国立公園に、みんなでキャンプベース小屋を作ろう!プロジェクト

みんなで作る、キャンプベース小屋プロジェクト

こんにちは、.HYAKKEIアンバサダーの堀薫です。

この度、早稲田で建築家をしている夫とイベント好きの妻である私を中心に、伊勢志摩の国立公園山頂にキャンプ小屋を作る参加型プロジェクトをスタートさせました!
2016年7月16日までクラウドファウンディングで皆様の支援を募集中です。
https://readyfor.jp/projects/koyapro

自然好き・キャンプ好き・ロードバイク好きの皆様にぜひ知っていただきたいこのプロジェクト、今回はその成り立ちや概要をお伝えします。

そもそもの始まり

結婚する少し前に、旦那の実家が別荘地に土地を持っている事が判明。当時は伊勢志摩サミット開催が決まるよりずっと前ですし、旅行に行ったこともありませんでした。

場所は「賢島」という三重県のゴルフも楽しめる観光地の近くで、名物は伊勢海老!そして海水浴もできるという情報が。正直、そのことを聞いた私は大喜び。

そして、2人で関西旅行のついでに現地を見に行こう!と初めに行ったのが6年前の事でした。そしてこれが小屋のある別荘地の入り口!!

「えーっと。。。思ってたのと違うんですが。。。」

そうなのです。
行く前からおかしいなとは薄々思っていました。少し近くの別荘地はGoogle Mapも出てくるし、大きな看板もあります。しかしこの場所は看板もなく、地図にも詳細がない。車で行ったときにもここだとは思わずに通り過ぎるような入り口です。入るのにはドキドキしました。

元別荘地だっただけあり、道は舗装されていますが、あまりに放置された場所。全て売地になっていたのに別荘の一つすら建っていない。私はどこにいるのだろう。。

そう思いながら15分程度、登り切った場所に感動の絶景が!

最近はよくテレビで見る事がある英虞湾を一望できる、志摩らしい美しい英虞湾の絶景。
この近くに横山展望台という観光地や、素敵なホテルからも素晴らしい風景が眺められるのですが、そちらと比べても遜色のない風景。しかも他に別荘もなければ、観光客の方もいない。

「あれ?これってもしかして最高じゃない!?」

結婚してからこの場所で夫婦キャンプを行いました。この場所で「日食」を眺めながらBBQして、心からリラックスして過ごす楽しい時間。

そうしているうちに、一つの想いが芽生えました。

「ここに小さな小屋を建てたい」

キャンプで最終日に少し雨が降ったこともあり、今後友人をはじめ色々な人を招くには全天候でも滞在可能な小屋があったほうが安心だと感じたのです。

この土地の魅力を存分に感じられる「キャンプベース小屋」

この場所を何とかしたいとはいえ、三重県は私たちの住む東京からは少し遠く、大阪や名古屋の方が近い場所。年に数回行けるかわからない私たちが独り占めしてしまうには、あまりにももったいない!

自然を全身で体感できる非日常のこの場所を、多くの方に体験してもらいたい。そこで今回のキャンプベース小屋プロジェクトをスタートしたのです。

伊勢神宮から車で35分。長い間放置された別荘地。
建築予定の小屋は10㎡の大きさ。部屋内はMAX5名、外のウッドデッキ5名と 計10名の宿泊が可能です。国立公園の景観を邪魔しないよう、三重県産の木材や貝を使用し、自然を活かしとけ込むデザインに。広いウッドデッキではBBQもでき、自然を全身で体感できます。

完成後の小屋のイメージです。入口は海側になのでオーシャンビューを楽しめます。外壁に貝を練りこんだ左官予定。広いウッドデッキではBBQもでき、自然を全身で体感できます。

関わるコアメンバーはこんな人

本プロジェクトに関わるコアメンバーを簡単にご紹介します。

デザイン:ディンプル建築設計事務所

http://www.dimple-architects.com/
グリーンと暮らすうち・大胆なリノベーションなど、建築のもつ’空間性’のなかから生まれる生活が快適で豊かなものになるように。形以上の付加的魅力を感じられるデザインで新しい挑戦的な建築をつくっています。今回のクラウドファウンディングでは、マンションのリノベーションデザインのリターンもあります。

施工:旅する大工・伊藤 智寿

http://itoutomohisa.jp/
旅する大工の伊藤君は、日本全国を旅しながら大工をしています。そして建築現地で寝泊りしながら愛情をかけて建物を建てる大工です。今回の小屋を建てている最中には、「現BAR(げんばー)」というBARをOPENしたり、小屋制作の一部のワークショップを行ったり、工事の中の日常をドラマチックにします。ぜひご参加ください!

志摩ガイド:「コンシェルジュ志摩」大山毅

https://www.facebook.com/takashi.ohyama1
ツールド三重を始め、様々なイベントで地元を盛り上げている方です。「コンシェルジュ志摩」という団体を立ち上げ、志摩を訪れる人に最高の志摩体験をプロデュースしてくれます。クラウドファウンディングのリターン(お返し)も「コンシェルジュ志摩」の皆さんに特別にセレクトしていただく商品もあります。

そういえば結婚式もアウトドアでした

私たち夫婦がイベント好き!ということを象徴していることと言えば、私たちの結婚式がキャンプ場だったこと。「.HYAKKEI」にもよく登場する、北軽井沢のスウィートグラスで2日間にわたって行いました。

川辺でのライブは川で冷やした野菜を食べたり、

キャンプファイヤーで前夜祭も。たまたまキャンプに来ていた子供たちも楽しそうにキャンプファイヤーの周りで一緒に踊る。そんなハッピーなひと時でした。

楽しそうな友人たちを見て感じる、童心に戻る時間の大切さ。

キャンプ場ウェディングは手作りでしたが、妥協はせずに最高だと思うミュージシャン・ヘアスタイリストのアテンドや、ケータリングをお願いしました。これから小屋を建てたいというのは、根本的にはこの結婚式を自分たちで作り上げた時と同じ原動力な気がします。

最高のメンバーで、みんなの第二の故郷作りを

今回のメンバーも、この小屋や志摩を第二の故郷のように多くの方にとって思い入れの感じられる場所にするためのベストメンバーだと思っています。支援は3000円~各種お返し付でご用意!小屋制作の一部に参加して頂けるワークショップもあります。

支援して下さる皆様もプロジェクトメンバーの一員です。ぜひこの場所を自由な発想で活用して使って下さいね!

■三重県伊勢志摩の国立公園山頂に「キャンプベース小屋」を建設!
https://readyfor.jp/projects/koyapro
シェアする
ライター:
堀 薫

最近の記事