誰もが楽しみにしているキャンプのイベントといえば、屋外でごはんを食べること。しかし、食材や道具はなるべくコンパクトに、そして料理はオシャレに美味しく、さらには簡単に作りたい…というのが本音ですよね。そんな欲張りさんの願いを叶えてくれる、アウトドアごはん必須のホットサンドをご紹介します。
まずは道具を選びましょう。アウトドアメーカーはもちろん、家庭でも人気のホットサンドメーカーは、様々なメーカーから販売されています。今回使用したのは、バウルーのホットサンドメーカー。選ぶポイントはお好みによると思いますが、アウトドアを中心に使用する場合には、以下を基準にすると良いでしょう。
アウトドアシーンでは、焚き火など直火での使用も想定して選ぶと便利です。秋冬の寒いシーンで、焚き火を囲んで思い思いにホットサンドを作って食べれば、さらに魅力的なキャンプになることでしょう。
我が家は2人なので、単純に真ん中でセパレートされるダブルタイプを使っています。しかし、シングルかダブルかによって、少々味や食感などの違いがでてきます。
アウトドアメーカーならではの魅力は、収納がコンパクトな点です。バウルーのホットサンドメーカーはハンドル部分の取り外しはできませんが、アウトドアメーカーの製品はハンドル部分が折りたためたり、取り外しが可能であったりします。中には、専用バッグに収納できるような製品も見られます。
b>ホットサンドメーカーの機能面については、実際に使用するシチュエーションを想定しながら選ぶことがポイントです。収納・料理のバリエーションなどに目を向け、自分のお気に入りのホットサンドメーカーを手に入れましょう。
ホットサンドの最大の魅力は、はさんで焼くだけの単純作業なのに、驚くほど美味しく誰でも簡単に作れてしまうこと。キャンプで余った食材からちょっとしたデザートまで、思い思いの具材を楽しめます。
バーベキューで余った焼きそばが、片隅に追いやられていたらチャンスです。少しのマヨネーズを追加して豪快に焼けば、『焼きそばパン』のできあがり。焼肉など、バーベキューの具材も一緒にはさむとボリューム満点です!
アウトドアで本格的なスイーツはなかなか持ち込めませんが、板チョコやフルーツ、あずき缶があれば手軽にホットスイーツを楽しめます。
b>私のお気に入りは、バナナを切り口が半月になるように縦にカットして、板チョコ・シナモンパウダーを振った『デザートサンド』です。少し肌寒くなった時間帯に、コーヒーと一緒に食べれば絶品。あずきやクリームチーズなどは、朝食にぴったりです!
さらに美味しく作りたい方は、ちょっとしたひと工夫を加えてみましょう。なんてことない、焼く前にホットサンドメーカーに軽くバターをひと塗りするだけです。
br /焼き上がりの風味がアップして、表面に焼き色がキレイにつきます。中に生野菜を多く入れる時はなるべく強火で短時間、そうでない場合は弱火でじっくり焼くと、ふっくらと焼き上がります。
我が家には、普段そこまで料理をするわけではないダンナ氏がいます。そのダンナ氏がキャンプにホットサンドメーカーを持参した途端に、さっそくアレンジをして使っていましたのでご紹介します。
ダンナ氏は、余って冷やしていたオニギリを取り出し、バターをひいたホットサンドメーカーではさみ、『焼きオニギリ』を作っていました。ゆっくりと火を通すことで中はふっくらと温かく、外はカリッと香ばしくなります。
缶詰と合わせて、お酒のおつまみに。
私はビールに合う、チーズ(多め)とハムをはさんだだけのシンプルサンドにしました。
短時間でできて汚れないので、いちいち洗わず使い回せるところもホットサンドメーカーの魅力です。そのままフライパンとして、ウィンナーなど簡単なものなら炒めて使うこともできます。自由自在に使えて、オールシーズン大活躍するホットサンドメーカーを、ぜひアウトドアシーンに加えて楽しんでみてください。
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