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新世代超軽量AMOLEDスポーツウォッチ「COROS PACE 4」登場― より速く、よりスマートなトレーニングへ ―

進化したPACEシリーズ最新モデル「COROS PACE 4」とは

スポーツテックブランドCOROS(カロス)は、人気エントリーモデルのPACEシリーズ最新作となる**「COROS PACE 4」**を2025年11月13日に発表した。

今年8月発売のアドベンチャーウォッチ「COROS NOMAD」、10月発売のマウンテンスポーツウォッチ「COROS APEX 4」に続き、新世代COROSウォッチラインの一角を担うモデルとして位置づけられている。

前モデルPACE 2 / PACE 3の

  • 軽量性
  • ロングバッテリー

という強みを継承しつつ、

  • 鮮やかな1.2インチAMOLEDディスプレイ
  • 音声メモやボイスピンなどのマイク機能
  • 年数回のシステムアップデートによる継続的な機能強化

といった新要素を搭載し、「より速く、よりスマートなトレーニング」を掲げるモデルに仕上がっている。


特長1:軽さ・視認性・バッテリーを両立した “ストレスフリー” ウォッチ

1.2インチAMOLEDタッチスクリーン

  • 鮮やかな色彩と高コントラストを備えた1.2インチAMOLEDタッチスクリーンを搭載。
  • 周囲の明るさに応じて輝度が自動調整されるため、日中の屋外でも視認性を確保しやすい設計となっている。
  • 新たに追加されたアクションボタンと、滑らかなタッチ操作により、トレーニング中でも素早い情報確認・操作が可能。

32gの超軽量ボディ&薄型デザイン

  • ナイロンバンド装着時で約32gという軽さを実現。
  • 長時間のランニングやハードなトレーニングでも、装着していることを意識させにくいフィット感をうたう。
  • 本体の厚みは11.8mmと薄型で、スポーツシーンだけでなく日常の着用にも配慮したデザインとなっている。

AMOLEDながら最大19日間のロングバッテリー

  • 高消費電力になりがちなAMOLEDディスプレイを搭載しつつ、アルゴリズムの最適化により通常使用で最大19日間の稼働を実現。
  • 全システム+二周波GPSモードでの連続稼働時間は最大31時間とされ、PACE 3からさらに16時間延長された。
  • ウルトラマラソンやロング走、遠征時でも、バッテリー切れの不安を抑えた運用がしやすい仕様としている。

特長2:アップデートで進化し続けるトレーニング機能

COROS PACE 4は、ウォッチ単体だけで完結しない「進化するトレーニングプラットフォーム」としての位置づけも特徴だ。

ランナー向けの充実した分析&サポート機能

  • レースタイム予測
  • 個別化されたマラソントレーニングプラン
  • バーチャルペーサー
  • ルート追跡(ナビゲーション)

といった機能により、現在のコンディションやペース配分、進むべきルートをひと目で把握できる設計となっている。

コンディションを可視化するヘルスデータ

  • リカバリー時間
  • 睡眠段階
  • 心拍変動(HRV)
  • 生理周期の記録

など、身体状態に関わる指標をウォッチ側でチェックし、日々のトレーニング強度の調整にも活用できる。

新設計の心拍センサー&測位性能

  • 大型LEDと安定した装着感を備えた新設計の心拍センサーにより、計測のブレや異常値を抑え、トレーニングデータの信頼性向上を図っている。
  • 全システム+二周波衛星モードに対応し、都市部や山間部といった電波環境の影響を受けやすい場所でも、素早く精度の高い位置情報取得を目指した設計となっている。

特長3:音声記録ツール&ボイスピンで「あとから振り返りやすい」ログへ

COROS PACE 4では、ウォッチに搭載されたマイクを活用した音声記録ツールが用意されている。

音声メモでトレーニング内容をその場で記録

  • アクティビティ終了時に、口頭でトレーニングの内容や気づきを記録することができる。
  • 記録した音声は専用アプリ上で文字起こしされ、セッションの振り返りメモとして活用可能。
  • ペースや心拍などの定量データだけでなく、主観的な感覚やコンディションを残しておきたいランナーにとって、記録の自由度が広がる機能となっている。

ボイスピンで「場所・景色・感情」をピン留め

  • トレーニング中の特定の地点や景色、そのときの気持ちなどを、音声で「ピン」として残せるボイスピン機能も搭載。
  • 後からルートを振り返る際に、どこで何を感じていたかをセットで確認でき、コース攻略やモチベーション管理にも活かせる。

価格・発売情報

  • 製品名:COROS PACE 4
  • 販売価格:36,300円(税込)

販売スケジュール

  • 先行発売
    • 「神戸マラソン2025EXPO」にて数量限定で先行販売
  • 一般販売
    • 2025年11月下旬〜12月上旬にかけて、順次展開予定
  • 製品ページhttps://jp.coros.com/pace4

COROSウォッチ ラインナップの位置づけ

COROS PACE 4は、同社ラインナップの中で「スピードとパフォーマンスを求めるアスリート向け」のスポーツウォッチとして位置づけられる。

  • PACE 3 / PACE 4 / PACE Pro
    ランニング・サイクリング・トライアスロンなどのスピード系アクティビティ向け。
    軽量性・操作性・多彩なトレーニング機能が特徴。
  • APEX 4(42mm / 46mm)
    トレイルランニングやクライミング、スキーなど、耐久性とスピードの両立が必要な山岳スポーツ向け。
  • NOMAD
    釣り・ハイキング・キャンプに特化したアウトドアアドベンチャーモデル。
    「心動かす瞬間」を逃さないことをコンセプトにしたギア。
  • VERTIX 2S
    ウルトラマラソン、数日間の縦走、雪山登山など、極限の環境に挑むアスリート向けのフラッグシップ・アドベンチャーモデル
    モンスター級のロングバッテリーとハイエンド性能を搭載している。

PACE 4は、これらのラインナップの中でも「軽さ・操作性・視認性・トレーニング機能のバランスが取れた新世代のスピードモデル」として、日々のランニングからレース本番まで幅広いシーンを想定したモデルとなっている。


COROSについて

COROSは、アスリートのパフォーマンス最大化を支援するスポーツテクノロジーカンパニーとして、

  • 堅牢なハードウェア
  • 独自のトレーニングアルゴリズム
  • 過酷な環境での耐久性

を重視した製品開発を行っている。

ユーザーの中には、

  • 世界記録を樹立したランナー
  • 世界最高峰へ到達したクライマー
    なども含まれ、フィードバックをもとにソフトウェアアップデートを継続しながらプロダクトを進化させていく姿勢も特徴となっている。