IS公認フリーライド世界選手権、2026年2月アンドラで初開催
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世界最高峰のフリーライド国際大会「Freeride World Tour(FWT)」の日本シリーズが2026年も開催決定。さらに、FIS公認の初世界選手権がアンドラで実施されるとのこと。
Freeride World Tour(以下FWT)の競技連盟であるFWT Management S.A.(本社:スイス・ルトリー)およびFWT運営事務局(株式会社アースホッパー内、本社:東京都台東区、代表:井上慶)は、2026年の国内大会「2026 FWT JAPAN SERIES」開催を発表した。
同時に、2024年にFIS(国際スキー・スノーボード連盟)傘下となったフリーライドスキー&スノーボード種目の初公認大会「FISフリーライド世界選手権」が、2026年2月にアンドラで実施されることも明らかになったとのこと。
FWTは1996年にスイスで始まった、世界で唯一かつ最大規模のフリーライド国際大会。整備されたゲレンデではなく自然の地形を滑走する競技で、スピード・ライン取り・コントロール・ジャンプなど、技術と創造性を競うのが特徴だという。
2024年6月、FISの総会でフリーライド・スキー&スノーボードが公式種目として認定。今後は冬季オリンピック種目化の可能性も高まっているとのこと。
日本では2017年、長野県白馬村に初招致されて以来、現在は以下3会場で大会を開催している。
白馬大会は世界でも数少ない4★大会に指定されており、国際的注目度が高い。LOTTE ARAIおよび湯沢中里ではリフトアクセス可能な観戦エリアを活用し、観客が近距離でフリーライドの迫力を体感できるとのこと。
2026年2月、アンドラのオルディノ・アルカリスにて史上初の「FISフリーライド世界選手権」が開催されることが決定。
同大会は、国際スキー連盟の正式傘下として実施される初のフリーライド世界大会であり、男子・女子スキー、男子・女子スノーボードの4種目で構成されるとのこと。
最終順位は一回の滑走で決定され、FWT Proランキング上位者に加え、各大陸代表および各国スキー協会推薦枠を通じて選手が出場する。
日本からは以下の選手が出場予定:
全67名の選手が“1本勝負”で世界タイトルを争う予定だという。
FWT傘下の全大会は、2025年11月1日(日本時間10月31日17:00)より、LiveHeatsプラットフォームで全世界同時エントリー開始。
種目ごとに条件が異なるため、参加希望者は公式サイト上のマニュアルを確認するよう呼びかけられている。
FWT大会は4階層のピラミッド構造となっている。
各大会での成績に応じてポイントが付与され、最終的に本戦出場が決定するとのこと。
日本のパウダースノーは「Japow(Japan + Powder)」と呼ばれ、世界のトップライダーから高く評価されている。特に白馬や妙高といった地域は、豊富な積雪と地形の多様性により、競技者だけでなく観戦者にとっても魅力的な舞台となっている。
フリーライド競技は今後、オリンピック種目化への道を歩む可能性が高く、日本開催のFWTはその登竜門として重要な役割を担っていくと見られる。
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