マムートが「MAMMUT INNOVATION 2025」を始動。Eiger Extreme第6世代、Nigel Cabournコラボ、ドライ・ダウンの3軸で展開するとのこと。
マムート・スポーツグループジャパン株式会社は、ブランドの原点であるスイス・アイガー北壁を起点に据えた「MAMMUT INNOVATION 2025」を発表したとのこと。2025年スローガン「Rise with the Mountain – 挑戦こそが人生だ。」のもと、テクノロジー/ファッション/アーバンの3つのイノベーションを通じて“挑戦する人”を支えると説明しているらしい。
1)テクノロジー・イノベーション:Eiger Extreme(アイガー エクストリーム)第6世代コレクションの投入とのこと。 2)ファッション・イノベーション:Nigel Cabourn(ナイジェル・ケーボン)とのコラボレーションを展開するらしい。 3)アーバン・イノベーション:機能と都市生活の融合を狙う「ドライ・ダウン コレクション」を展開するとのこと。
1995年に誕生したハイパフォーマンスラインが30周年を迎え、第6世代が2025年10月2日より発売開始とのこと。過酷な山岳でのプロ登山者のフィードバックとデータ収集に基づき設計されたらしい。
リソースフル・パフォーマンス:最大パフォーマンスと最小環境負荷を志向。使用素材の95%がリサイクル、カーボンフットプリントは第5世代比21%削減とのこと。
デザインによる耐久性:高負荷部の補強や修理容易性を重視。主要ジャケットのジッパーはリペアコードで現場修理可能らしい。
データドリブン設計:極地を含む複数地域でのセンサー計測により、温湿度データを反映した設計とのこと。
モーディング(インテリジェント・レイヤリング):ベースからハードシェルまでの統合レイヤー設計で、気候管理を最適化するらしい。
Eiger Nordwand Pro HS Hooded Jacket:3層GORE-TEX Pro、PFCフリーePEメンブレンを採用。耐久性強化と現場修理性を両立とのこと。
Eiger Nordwand Pro Down IN Hooded Parka:ウォールバッフル構造と900FP DRY DOWNにより高い保温性を実現。Pertex® Quantum Pro 20Dを採用とのこと。
10月16日発売のカプセルコレクションを発表。1969年の日本隊によるアイガー北壁直登「ジャパン・ディレティシマ」をオマージュしたデザインとのこと。
– 歴史的登攀を現代に再解釈した物語性と機能美の融合らしい。 – クラシック技術や手仕事を織り込み、タイムレスなスタイルを志向とのこと。
Mammut x Cabourn Direttissima IN Parka:Ventile®シェルと850FPグースダウンを採用とのこと。
Mammut x Cabourn Direttissima IN Jacket:ヴィンテージに着想したアシンメトリー開閉構造を採用とのこと。
今井通子氏が83歳でアイガーに戻り、1969年の登攀を振り返る12分の短編を制作。ダイジェスト90秒/フル12分の映像を公開するとのこと。日本人アスリート小林由佳氏が同ルート登攀を再現する場面も収録されているらしい。
Eiger Extreme第6世代の技術を都市生活へ応用。750FP以上の高品質ダウン100%を使用し、撥水加工や防水表地+シームテープで性能低下を抑えるとのこと。
パフォーマンス・コレクション:冬のアウトドア想定。 – アーバン・コレクション:街での快適性と洗練性を重視。
Obelisk Gore-Tex HS Thermo Coat AF:2レイヤーGORE-TEX×ハイロフトダウン、収納力と可動性を確保とのこと。
Roseg 2.0 IN Hooded Jacket AF:リサイクル素材ダウンと耐水生地、着脱式フードを採用とのこと。 発売は10月より順次開始されるらしい。
10月2日(木)~11月26日(水)の期間、税込20,000円以上の購入で「マムート・オリジナル タイベック 保冷・保温ポーチ」を進呈(数量限定/セール品除外)とのこと。
MAMMUTは1862年創業のアウトドアブランドで、安全性とイノベーションを軸にアパレル、フットウェア、バックパック、クライミングギアなど幅広く展開。日本では直営15店舗、全国約700店で取り扱いがあるとのこと。問い合わせはマムート・スポーツグループジャパン(HP:https://www.mammut.jp/)まで。
技術(Eiger Extreme)、カルチャー(Nigel Cabourn)、都市(ドライ・ダウン)を一気通貫で語る構成は、ブランドのヘリテージを活かしつつ新規顧客接点を広げる設計といえる。環境負荷21%削減や修理容易性の明示は“長く使う理由”を提供し、価格帯の説得力を補強するだろう。機能の都市転用は成長余地が大きく、ドキュメンタリーによる文脈づくりは指名買いの動機形成に資する、と考えられる。