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市川公園MTBフィールドと古道ネットワークをつなぐ、日本初のボーダーレスMTB体験
山梨県市川三郷町の「市川公園MTBフィールド」にて、歴史的古道をマウンテンバイクで走る“古道ライド体験”がスタート。フィールドと古道をシームレスにつなぐ新たな取り組みとして、日本でも稀なMTB環境が誕生した。
この“古道ライド”は、町の人々がかつて生活道として使っていた古道を活用したMTB体験。自然地形のまま残るトレイルを舞台に、歴史や景観を味わいながらのライドが可能となる。
専用に整備されたMTBフィールドで基礎スキルを身につけた上で、外部に広がる数百年の歴史を持つ古道を駆け抜ける仕組み。市川公園MTBフィールドの中級〜上級コースでの経験を経て、段階的に古道へとステップアップできる構成となっている。
体験プランは走行距離と所要時間に応じて3種類を用意。
すべて2名から受付可能。参加には一定のスキル基準を満たす必要がある。
コース途中には、標高900mに位置する天然湖「四尾連湖」なども望むことができ、走行中に刻まれる自然と歴史の風景が、他にはない没入感を生む。起伏や地形の多様性、空気感など、“本物の山道”が持つ独特の魅力をマウンテンバイクで感じることができる。
市川三郷町は、四尾連湖県立自然公園や御坂山塊など豊かな自然資源に加え、歌舞伎や和紙、花火文化といった歴史的文化も根付く地域。SUPやトレイルラン、温泉などの観光要素も豊富で、アウトドアアクティビティの滞在型体験拠点として注目が集まっている。
温泉「みたまの湯」は、絶景日帰り温泉ランキングで4年連続1位に輝いた実績を持つ名湯。アクティビティ後のリカバリーにも最適だ。
この新サービスを手がけるのは、一般社団法人山守人・株式会社山守人。市川公園MTBフィールドの運営をはじめ、MTBコース造成、まちづくりコンサル、イベント運営などを展開。南アルプスエリアを中心にMTB文化の定着と発展に取り組んでいる。
今後は古道ネットワークの拡張とともに、市川三郷町の「MTBの聖地化」を目指すという。