富士吉田の地元施設も加わり、アウトドアの楽しみを“日常”にする新パートナーシップ
サロモンが展開する会員制メンバーシッププログラム「S/PLUS(エスプラス)」が、提携施設の拡大を発表。新たに富士吉田市との連携を強化し、地域の飲食店や宿泊施設、アウトドア拠点を含めたライフスタイルパートナーが加わった。会員向けの限定サービスがさらに充実し、アウトドア好きなライフスタイルを“暮らしの中”で楽しむ土壌が広がっている。
「S/PLUS」は、商品購入やレビュー、イベント参加などのアクションで貯まる「マイル」に応じて会員ステージが変動し、ステージごとに限定特典や招待イベント、先行販売アクセスなどが提供される会員プログラム。登録は無料で、山を日常に取り込む人ほど、リターンが大きくなる仕組みだ。
今回のアップデートでは、ライフスタイルパートナーとして都市型施設から富士山麓の拠点まで新たな仲間が加わった。
5月に締結された包括連携協定「Mt.FUJI Re-Style Project」に基づき、富士吉田市内の複数施設が新たにS/PLUSパートナーに参加した。
「中ノ茶屋」では、S/PLUSメンバーに吉田うどん特別価格やレンタルシューズ無料提供、限定ノベルティのプレゼントなど、山麓ならではのホスピタリティを提供。「大文司屋」ではコーヒーや和スイーツの値引きサービスを実施。
さらに、標高2,300mに位置する「雲上閣」では、宿泊者限定で金剛杖のプレゼントが行われる予定。7月以降は「かぎしっぽ」「3Piece」「noi」といった、富士吉田らしい個性派店舗のサービスもスタートする。
「S/PLUS」の拡張は単なる会員特典ではない。山と街の間をなめらかにつなぎ、山を“行く場所”から“暮らす環境”へと捉え直す、新しい試みのひとつだ。
日々の買い物やカフェでのひと時が、次の山行をもっと楽しむ準備になる。そんな循環を、サロモンは“パートナー”という言葉に込めて拡張している。