富士山の雲をモチーフにした新感覚モックシューズ「Hut Moc 2」がリリース
アウトドアフットウェアの革新を牽引してきたMERRELLと、パリ発のアクセサリーブランドcôte&cielが初のコラボレーションを実現。両者の美学とテクノロジーが交差した一足「côte&ciel x Merrell 1TRL Hut Moc 2(以下、Hut Moc 2)」が、2025年6月27日(金)よりcôte&ciel直営店にて先行発売され、6月30日(月)からはMERRELLの一部直営店などでも一般発売される。
このプロジェクトのテーマは「Movement in Shape / Shape in Movement」。富士山を囲む雲の形状をメタファーとしながら、彫刻的な構造美と機能性の共存を目指した。足元をゆるやかに螺旋状に包むアッパーデザインは、2枚のファブリックパネルをひねりながら成形。構造そのものが流動するような有機的なラインを描き、履いた瞬間に柔らかな「包まれ感」を実感できる。
このシューズは、より速く、より高く、といったスペック競争から一歩引き、静寂や創造性をテーマにした一足。ネオプレーン製のソックインサートが足全体にぴったりとフィットし、軽やかな履き心地を実現している。MERRELLが得意とするグリップ性の高いアウトソールは健在で、都会のアスファルトから、山麓の静かな遊歩道、自宅のベランダまで、多用途に対応する。
カラーはKHAKI/BLACKとBLACK/BLACKの2色展開。UNISEXサイズで24.0~30.0cm(1cm刻み)という幅広いレンジも嬉しいポイントだ。
Hut Moc 2はアクティブな山行中の使用を前提とするものではない。しかし、テント泊や山小屋でのリラックスタイム、下山後の移動や日常の延長線上での使用には最適だ。流線的なデザインと静かなトーンの配色は、アウトドアライフにおける「余白時間」に寄り添い、心と身体のチューニングを後押ししてくれる。
2008年にパリで誕生したcôte&ciel(コートエシエル)は、「海岸と空」を意味する名を冠したプレミアムアクセサリーブランド。先進的な構造デザインと機能性を掛け合わせたバッグやアクセサリーを展開し、建築的な美学をプロダクトに落とし込む姿勢で世界中にファンを持つ。