2人の大学生がバンライフで日本百名山制覇を目指す企画。今回の登山先は、ハイキング好きなら誰もが知っている、大分県にある九州最高峰「久住山(くじゅうさん)」へ。大学に入学してから何度も通い続けた久住山の魅力や1月の登山レポート、登山ルートなどを紹介していきます!
くじゅう連山は大分県に位置し、九州最高峰の中岳(標高1,791m)を含む山です。くじゅう連山は火山群の山脈になっており、山頂付近の池の周辺にはいくつもピークがあり、くじゅう連山の魅力を一気に楽しむことができます。また、くじゅう連山に登るコースも複数あるため、さまざまなコースで登ることが可能です。
こちらは、久住山へ登るために使われる最も一般的なコースです。山頂までの標高差も少なく、ゆっくり景色を楽しみながらハイキングができます。また、久住分れからは、美しい御池を見ることができるのも魅力です。少し足を延ばせば、最高峰の中岳にも向かうことができるので、体力に自信がある方にはおすすめのコースとなっています。
こちらは、くじゅう連山の麓にある法華院温泉と坊ガツルを一気に巡ることができるコースです。距離が少し長いため、温泉でゆっくりしたいという方は1泊2日のスケジュールを組むことをおすすめします。くじゅう連山の火山群らしい壮大な景色と温泉を一緒に楽しむことができるので、牧ノ戸峠から登ることに飽きてしまった方はくじゅう連山の新たな魅力に惹かれること間違いなしです。
ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。この日は牧ノ戸峠から久住山山頂までいき、凍った御池を堪能するコースをご紹介します。
久住山の玄関口であるもっともポピュラーな登山口である牧の戸登山口からスタートです。駐車場からかなりの積雪量だったため、チェーンスパイクをはめて登山スタートです。
登山口を出発してすぐ、視界が一気に開け、展望台に到着です。ここからは久住山とは反対側の山々を見渡すことができます。
展望台からはなだらかな登山道が続きます。くじゅうエリアは基本的に視界が開けているため壮大な景色を見ながら歩くことができますよ。
登山開始から1時間20分ほどで久住山が見えてきます。久住山が見えてから一気に平坦な道が続くので、ゆっくりと景色を堪能しながら歩くことができます。
先ほどの平坦地点から20分ほど歩くと久住山避難小屋に到着です。トイレは冬季閉鎖していますが、避難小屋は通年開放しています。
避難小屋から20分ほどで久住分れに到着です。ここを右手に進むと久住山山頂へ。左手に進むと御池や中岳へいくことができます。
登山開始から約2時間ほどで久住山の山頂に到着です。山頂からはくじゅう連山の山々や阿蘇、九重町の街並みを見ることができます。
山頂から30分ほどで御池に到着。冬季は池全体が凍っているため、池の真ん中を歩くことができます。冬季ならではのこの景色をぜひ写真に収めてみては!
牧の戸登山口(8:40)
沓掛山(9:15)
久住山(10:30)
沓掛山(12:20)
牧の戸登山口(14:50)
いかがだったでしょうか。大分県の大学に入学してから、登山の楽しさを私たちに教えてくれたホームのような山であるくじゅう連山。実際に日本全国の山を見たうえでも、くじゅう連山はアルプスにも負けない魅力を感じることができます。牧ノ戸峠からであれば、初心者の方でも楽々登ることができるので、お友達を誘ってみてはいかがでしょうか!
次回は、熊本県にある阿蘇山へ。ですが、阿蘇山は噴火の影響で本命の山は登ることができないため、今回はお隣の根子岳へ向かいます。阿蘇山のカルデラの地形をドライブで楽しみつつ、根子岳から阿蘇山を眺めることができればと思います。次回もお楽しみに!
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