2人の大学生がバンライフで日本百名山制覇を目指す企画。今回登る山は東日本で最後の日本百名山、金峰山(きんぷさん)。山梨県と長野県にまたがる金峰山は、山梨百名山にも選定されています。そんな金峰山の特徴や登山ルート、山行レポートなどを紹介していきます!
金峰山は奥秩父エリアに位置し、山梨県と長野県にまたがる標高2,599mの山です。日本百名山のみならず、山梨百名山にも選定されている人気の山になります。また、山岳信仰の歴史などもあり、金峰山をご神体とする山麓の金櫻神社は、パワースポットとしても知られています。
こちらは、標高2,365m地点にある大弛峠をスタートとし、距離も短く標高差も少ないため、初心者の方でも挑戦できるルートになります。はじめは針葉樹林帯を進み、しばらくすると徐々に視界が広がっていきます。朝日岳を過ぎたあたりからは、気持ちの良い稜線歩きが続き、景色を楽しみながら山頂へ向かうことができます。
こちらは瑞牆山の登山口でもある瑞牆山荘からスタートし、大日岩などの巨石を見ながら山頂へ向かうことができるコースになります。瑞牆山荘からは富士見平小屋にある分岐を金峰方面に向かいます。 基本的には樹林帯ですが、道中には鎖場などもあるため足元に注意しながら進みましょう。また、千代ノ吹上からは視界の開けた稜線歩きが続いており、冬場の岩陰などは凍結している可能性もあるため、注意しておきましょう。
ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。私たちが登った季節は12月初旬だったため、初心者でもいきやすい大弛峠は冬季通行止めになっていました。よって瑞牆山荘からの瑞牆山と金峰山を1日でいってきました。
瑞牆山から富士見平山荘まで帰ってきました。金峰山方面への登山道は山小屋右手奥から進んでいきます。
大日岩までは登りとトラバースを繰り返しながら登っていきます。途中、開けたポイントから少し下りると大日小屋があります。
富士見平小屋から35分ほどで大日岩に到着です。下から見るとその大きさに圧倒されるほど。大日岩を過ぎ、稜線まで一気に登ります。
大日岩を過ぎれば、稜線までは樹林帯の急登をひたすら登っていきます。
富士見平小屋から1時間で稜線に出てきました。ここから圧巻の稜線歩きの始まりです。
稜線を1時間ほど進むと金峰山山頂に到着。金峰山は富士山が一番綺麗に見える百名山!正面に大きな富士山を見ることができますよ。
※今回は瑞牆山と金峰山の縦走タイムを記載しています。
コースタイムには個人差がありますので、参考程度にご覧ください。
瑞牆山荘(8:10)
瑞牆山(9:30)
富士見平小屋(10:30)
金峰山(12:20)
瑞牆山荘(14:30)
いかがだったでしょうか。この旅で東日本最後の百名山である金峰山に登ってきました。瑞牆山との縦走でしたが、奥秩父エリアでは珍しい視界の開けた稜線歩きを楽しむことができました。また、金峰山山頂からの富士山は未だに脳裏に焼き付いているほどくっきりと見ることができ、強くおすすめしたい百名山の一つです。
次回は奈良県にある大峰山へ。古くから修験道として知られており、山上ヶ岳は女人禁制となっています。世界遺産にも選ばれ、全国から登山者が集まる大峰山をレポートしていきます。次回もお楽しみに!
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