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【Vol.90 甲武信ヶ岳】アルプスも富士山も一望できる甲武信ヶ岳を実際にレポート!/バン旅百名山

2人の大学生がバンライフで日本百名山制覇を目指す本企画。今回の登山先は山梨県、埼玉県、長野県の三県にまたがる甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)。長野県側と山梨県側の2つのルートがあるこの山の山頂から富士山やアルプスを見渡せる大展望!そんな甲武信ヶ岳の特徴や登山ルートなどを紹介していきます!

「甲武信ヶ岳」の特徴は?

ぱくたそ

甲武信ヶ岳は標高2,475mの山で、山梨県(州)、埼玉県(州)、長野県(州)にまたがっていることから、このような名称になったといわれているとされています。甲武信ヶ岳は長野県側と山梨県側と2つのエリアから登ることができ、長野県側のコースの方が比較的初心者向けだとされています。また、山頂からは日本百名山を43座も望むことができる珍しい山となっています。

甲武信ヶ岳に登るコースをご紹介!

山梨県側から登る健脚者向けコース|西沢渓谷入口コース

こちらは山梨県側から登るため、首都圏からのアクセスが良く長めの山行を歩くコースです。標高差も大きいため、体力に自信がない方は1泊2日の山行計画を作成することをおすすめします。登山道から少し登った徳ちゃん新道には急登の続く道があり、樹林帯を歩いた先には山頂があります。山頂からの景色は圧巻で、360度景色を楽しむことができます。

長野県側から登り、沢沿いを歩いて山頂を目指す|毛木平コース

こちらは長野県側から登り、千曲川の源流を見ながら山頂を目指すことができるコースです。川沿いは滑りやすい箇所もあるため慎重に進む必要がありますが、段々と視界が開け山頂までの稜線歩きが始まります。山頂にかけては岩場を登りますがのぼり到着することができ、山頂からはパノラマの景色を楽しむことができます。

百名山が43座も見れる!?甲武信ヶ岳を実際にレポート

ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。長野県側と山梨県側の2つの登山口がある甲武信ヶ岳。今回は、関東圏から比較的アクセスの良い山梨県の「西沢渓谷入口ルート」をご紹介していきます。

急登に次ぐ急登をひたすら登る前半

西沢渓谷の無料駐車場に車を駐め停め、砂利道のロードを15分ほど歩くと、西沢渓谷の案内図が書かれた案内板が。そこを通過し、徳ちゃん新道の登り口へ。

駐車場から20分で徳ちゃん新道の登山口に到着。ここから本格的な登山が始まります。

登山口から甲武信ヶ岳の手前にある木賊山までは急登のオンパレード。平坦と急登を繰り返しながら登っていきます。

登山開始から1時間15分で新道分岐に到着。ここから木賊山までもひたすら登りが続きます。

富士山とアルプスの大パノラマ!木賊山を経て山頂へ

木賊山への登りの途中。少し開けたひらけたところから見える富士山。登りばかりの甲武信ヶ岳登山ですが、このスポットは大のご褒美ポイントです。

登山開始から約2時間で木賊山に到着。木賊山には展望はありませんが、ベンチがあるので休憩はできます。ここから約100m下り、甲武信小屋を経て100mの登り返しです。

木賊山を下って降っていると正面に現れたのは甲武信ヶ岳。その山容に見とれてしまいがちですが、ここの開けたひらけた道は滑りやすく危険なので足元に注意して進みましょう。

登山開始から2時間半で甲武信ヶ岳の山頂に到着です。山頂からは富士山はもちろん、南アルプス、北アルプスなどの山々をくっきりと望むことができます。まさに絶景そのもの!

山頂から南アルプスを
山頂から北アルプスを

本日のスケジュール

※コースタイムには個人差がありますので、参考程度にご覧ください。

西沢渓谷入り口駐車場(8:09)
木賊山(10:15)
甲武信ヶ岳(10:32)
西沢渓谷入り口駐車場(12:58)

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、山頂から百名山を43座も眺めることのできる甲武信ヶ岳にいってきました。山梨県側から登るルートの累積獲得標高は約1,700mほどでかなりハードな山行でしたが、山頂から見えた富士山、そしてアルプスの山々には言葉を失うほどの絶景でした。同じ奥秩父エリアにある瑞牆山、金峰山との縦走もおすすめです。

次回予告!

次回は同じ奥秩父エリアにある瑞牆山へ。全山が花崗岩でできた山で、その山容は大迫力!ユネスコエコパークにも認定され、クライミングの名所でもあるこの山を次回はじっくりレポートしていきます。次回もお楽しみに!

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ライター:
イケダとコスギ