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【バン旅コラムVol.16】北アルプスの秘湯「蓮華温泉」大自然の中にある絶景露天風呂/バン旅百名山

今回は中部山岳国立公園内の標高1,475m付近にある「雲上の秘湯」と呼ばれる蓮華温泉をご紹介します。新潟県側からの北アルプスの玄関口となる蓮華温泉は、湯船に浸かりながら北アルプスの絶景を眺めることができます。そんな蓮華温泉の場所や料金など詳しくご紹介していきます。

どこにあるの?蓮華温泉までのアクセス

蓮華温泉は新潟県糸魚川市、中部山岳国立公園内に位置し、白馬岳などの後立山連峰の玄関口として知られています。また、後立山連峰の縦走の最後に温泉で締めくくるというプランニングもできるため、ハイシーズンには登山者でにぎわうことも。

冬季は道路封鎖?蓮華温泉までのアクセス

・JR「糸魚川駅」から白馬岳登山バス(蓮華線)で約90分
・マイカー(駐車場あり)

※注意
10月20日頃〜6月下旬までは、蓮華温泉までの山道が冬季封鎖で通行することができません。また、バスの運行は7月中旬から10月中旬まで。それ以外の期間はバックカントリーなどで訪れることができます。

蓮華温泉の魅力とは。4つの露天風呂を一挙に紹介

蓮華温泉の魅力。それは何と言ってもそのロケーションにあります。内湯と4つの天然露天風呂があり、うち2ヵ所からは北アルプスの山々を一望することができます。また、残雪のシーズンだと、雪をまとった山容が見られるのも楽しみの1つです。

No.1:三国一ノ湯

白馬岳蓮華温泉ロッジで料金を支払い、まず一つ目に現れるのは「三国一ノ湯」。一人分ほどしかない広さのこの温泉からは展望こそありませんが、樹林に囲まれた静かな空間でしっぽりと温泉を楽しむことができます。

泉質:酸性アルミニウム-硫酸塩泉

No.2 仙気ノ湯

三国一ノ湯から5分ほど歩き、視界が開けたところに突如現れる露天風呂「仙気ノ湯」。硫黄のにおいがかなり強く、白濁とした色が特徴のこの温泉は北アルプスの山々の稜線を一望することができる温泉展望スポット。温泉はきれいに整備されており、何時間でもいれてしまう心地良さ。

泉質:単純硫黄温泉(硫黄水素型)

No.3 薬師湯

仙気ノ湯から地獄谷のような場所を登っていくと、薬師湯に到着です。蓮華温泉の露天風呂の中で一番高いところにあり、展望抜群。お湯の温度もそこまで高くないため、じっくりゆっくり景色と温泉を堪能することができます。

泉質:単純硫黄温泉

蓮華温泉の露天風呂には脱衣所などはなく、完全に開けているので女性は敬遠しがち。しかし、この薬師湯は一番高いところにあり、プラカードで女性が入浴していることを知らせることができるため、安心して露天風呂を楽しむことができます。

No. 4 黄金湯

最後にご紹介するのは「黄金湯」。こちらは三国一ノ湯と同じく展望こそありませんが、森林浴と入浴を同時にできる超贅沢な時間を過ごすことができます。また、深さが1mほどあり、他の湯と比べて深くなっているので気をつけて入浴しましょう。

泉質:含硫黄マグネシウム炭酸水素塩温泉

蓮華温泉の営業時間・料金

営業時間

3月下旬〜5月5日
6月下旬〜10月17日
※2021年の営業期間
9:30〜17:30(内湯・外湯共に)
車両開通期間:6月下旬から10月20日頃まで

料金

内湯・外湯両方:大人/800円 子ども/500円
内湯のみ:大人/800円 子ども/500円
外湯のみ:大人/500円 子ども/200円

その他、宿泊もできるため詳しくは白馬岳蓮華温泉ロッジHPをご覧ください。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は北アルプスの秘湯「蓮華温泉」をご紹介しました。大自然の中、絶景を眺めながらゆったりと入浴することができます。日本の山岳地帯には、さまざまな秘湯があるため、ハイキングなどで疲れた身体を癒すにはちょうど良いですね。

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ライター:
イケダとコスギ