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【Vol.64 高妻山 】紅葉が進む秋の高妻山を満喫しよう/バン旅百名山

2人の大学生がバンライフしながら、日本百名山制覇を目指す企画。今回の登山先は紅葉シーズンを迎える少し前の高妻山です。10月の紅葉シーズンには少し早い時期ではありますが、高妻山の特徴や登山ルートの紹介、実際の山行レポートなどをご紹介していきます!

「高妻山」の特徴は?

新潟県と長野県にまたがる高妻山は標高2,353mの戸隠連峰の最高峰になります。標高はそこまで高くはないですが、鎖場や岩場などハードな場所もあるため要注意です。また、麓には戸隠キャンプ場や戸隠牧場などもあり、下山後は美味しいアイスクリームを食べたりキャンプをしたりすることもできます。

高妻山を存分に楽しめるコースをご紹介

高妻山を周回で登れるモデルルート|戸隠牧場コース

こちらは戸隠キャンプ場をスタートとし、周回で高妻山を堪能できるモデルルートとなっています。途中に沢沿いを歩く場所もあり、「滑滝」や「帯岩」などのすべりやすい岩場と鎖場もあるため足元に注意が必要です。高妻山の手前にある五地蔵山を経て、山頂直下の急登を登りきれば圧巻の景色が待ち受けています。帰りは戸隠牧場を通り、アイスクリームを食べて帰るのもおすすめです!

戸隠山・高妻山を日帰り縦走可能なコース|戸隠・高妻山縦走

こちらは高妻山だけでは少し物足りないといった健脚者の方におすすめのルートです。北信五岳にも数えられる標高1,904mの戸隠山と高妻山を日帰りで縦走できるコースで、アップダウンも多く満足できる山行になること間違いなしです。また、眺望も高妻山に引けを取らず、「剣の刃渡り」と「蟻の塔渡り」といった難所のナイフリッジなどもあります。

北信五岳、北アルプスの絶景を堪能!高妻山を実際にレポート

ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。急登の先に広がる大パノラマ!秋の紅葉が進む高妻山を実際にレポートしていきます。

戸隠キャンプ場から登山スタート!

高妻山登山は戸隠キャンプ場にある無料駐車場からスタートです。まずは多くのテントが並ぶキャンプ場の中を進んでいきます。

ルートの脇には牧場があり、放牧している動物たちを眺めながらのスタートです。乗馬体験もできるため、下山後に楽しむのもありですね。

カンカンと照りつける太陽の下、まずは樹林帯を進んでいきます。高妻山はアルプスなどに比べ標高が低いため、日中はかなり気温が上がります。熱中症などには注意して進みましょう。

沢沿いのルートを登っていくと、鎖場があります。岩肌がツルツルとしているためかなり登りづらくなっています。

急登を登り終えた先には北アルプスの大パノラマが!

登山開始から1時間で尾根上に到着です。ここから五地蔵山を経由し、高妻山山頂を目指します。

五地蔵山を経由し、アップダウンの激しいトレイルを進んでいくと九勢至というポイントに到着。ここからは大迫力の高妻山を正面に見ることができます。

九勢至を通過すると、一気に急登が始まります。地面がぬかるんでいる場合はかなりすべりやすくなっているため注意が必要です。この急登を登り終えると高妻山山頂。もう一踏ん張りです。

登山開始から約2時間半で高妻山山頂に到着です。この日は雲ひとつない晴天で、北アルプスの山々をくっきりと見ることができました。また、北信五岳の山々や、遠くには富士山も見ることができます。

高妻山山頂から北アルプスを

本日のスケジュール

※コースタイムには個人差がありますので、参考程度にご覧ください。
戸隠キャンプ場 (8:20)
一不動避難小屋   (9:20)
五地蔵山  (9:50)
高妻山 (10:45)
戸隠キャンプ場 (13:15)

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は紅葉が進み始める高妻山を満喫してきました。高妻山の山頂までの急登は結構ハードに感じましたが、山頂からの景色もよく最高の山行を楽しめること間違いなしです!戸隠山の縦走も魅力的なので、次回はそちらも挑戦してみたいと思います。

次回予告!

次に登る山は、妙高山と火打山の日帰り縦走!日帰りで20kmと少し長めの山行ですが、2つの山を一気に楽しんでまいります!標高としてはあまり高くはないですが、紅葉が進む山の景色を楽しみながら登れればと思います。

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ライター:
イケダとコスギ