2人の大学生がバンライフを送りながら、1年間以内に日本百名山制覇を目指すプロジェクト。今回は2泊3日で薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳の4つの百名山を縦走してきました。周回コースで折立登山口から始まる縦走ルートをシリーズを通してご紹介していきます。
今回の縦走は4つのシリーズを通じて、詳しいルートや山行レポートをお伝えしていきます!
山好きなら一度は行ってみたい雲ノ平縦走。雲ノ平縦走の魅力はいくつかありますが、一つ目の魅力は日本百名山4つを周回コースで一気に登ることができることです。車は折立登山口に停めれば、下山時もバスの時間などを気にせず戻ってこれます。
雲ノ平山荘周辺は日本にいることを忘れてしまうほど、幻想的な風景が広がっています。そんな最高の場所にある雲ノ平山荘にある名物の石狩鍋を目当てに北アルプスの奥地まで多くの人が訪れています。テント泊も景色がとても良いですが、一度は雲ノ平山荘でゆっくりと過ごすのもおすすめの楽しみ方です。
雲ノ平縦走の魅力の3つ目に挙げられるのは、山の中でも天然の露天温泉に入れるということ。男性・女性専用の露天風呂や混浴の露天風呂もあり、山の景色を見ながら入る温泉は疲れを一気に癒してくれること間違いありません。温泉好きなら一度は行ってみることをおすすめします。
まずは全体のコースの全体像から。折立から始まり、黒部五郎岳を周り雲ノ平から高天原温泉へ向かい、薬師沢から下山する周回コースです。では詳しく見ていきましょう!
※今回は小屋は利用せず、全てテント泊で2泊3日で山行を進めました。感想としては、2日目の距離と標高差が大きく少しハードな1日でしたが、どの1日も眺望も素晴らしく北アルプスの奥地を生で感じることができる縦走でした。
1日目から3日目までの山行タイムとコースを一挙大公開していきます!
折立ヒュッテを登山口とし、1日目は比較的ゆったりとしたスケジュールを組みました。太郎平小屋までは比較的緩やかな道のりが続いており、歩きやすくなっています。また、薬師岳に行く前に薬師峠にテントをあらかじめ設営し、荷物をおいてから山頂を目指します。山頂からは、これから向かう山々の景色や北アルプスを見ることができます。
薬師峠を朝の4時に出発し、3日の中でもっとも標高差が大きく距離が長い1日です。また、2日目の特徴は黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳と3つの百名山を一気に登ることができることです。鷲羽岳の麓にある三俣山荘で少しお昼休憩なども取り、鷲羽岳に向かう道中で横目に薬師岳などアルプスの山々を見ながら進むことができます。
3日目は、朝の5時に雲ノ平のキャンプ場を後に秘湯・高天原温泉を通り、下山していきます。結局、高天原温泉で1時間ほど温泉に入り、太郎平小屋からは少し小走りなどもしながら折立ヒュッテに5時ごろに到着しました。薬師沢小屋までの道のりは黒部五郎川沿いを歩くため、雨が降った後には注意が必要です。
いかがだったでしょうか。今回は雲ノ平縦走のコース紹介など、ざっくりとしたスケジュールをご紹介しました。次回の縦走記事では、詳しい山行レポートを写真も含めながらご紹介していきます。ぜひご覧ください!
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