2人の大学生がバンライフを送りながら、1年以内に日本百名山制覇を目指すプロジェクト。今回は2泊3日で秋の紅葉が進む雷鳥沢にテントで2泊し、立山連峰、剱岳の2つの百名山を縦走してきました。ロープウェイは使わず黒部ダムから登る縦走ルートをシリーズを通して詳しくご紹介していきます。
立山連峰では、立山黒部アルペンルートという名のロープウェイやケーブルカーなどが整備されているため、山頂付近まで楽々アクセスすることができます。その中でも、今回の縦走で2泊する雷鳥沢キャンプ場は、立山連峰を一望でき、紅葉の美しいシーズンやハイシーズンになるとテント場が埋め尽くされるほど人気のテント場。ハイシーズンは土日や祝日を避けることをおすすめします。
こちらのテント場は、立山連峰のアクセスや剣岳へのピストンも可能な位置にあり、2泊3日で手軽に山々を楽しむことができます。特に2日目はテントを持ち歩かずに剣岳に行けるため、危険な岩場も普段の日帰り装備で登山が可能。3日目はほとんど下りで、テントを持って登る日は実質1日目だけなので、あまり重さを気にせず山行を進めることができます。
2泊3日だと途中で温泉に行きたくなる人も多いのではないでしょうか。そんな方も雷鳥沢で泊まれば、自然の景色を見ながら天然温泉で身体を癒すことができます。いくつか温泉がありますので2日あれば、贅沢に2つの別々の温泉巡りをするのもアリかもしれませんね!
まずは全体のコースの全体像から。黒部ダムまでバスで向かい、立山3山を経て雷鳥沢を拠点に剱岳を登り、黒部ダムへ下山する周回コースです。では詳しく見ていきましょう!
今回の縦走テント泊を利用した山行となります。雷鳥沢のテント場で2泊することで2日目にテントを背負って登る必要がないため、存分に剱岳をたのしむことができます。
1日目から3日目までの山行タイムとコースを一挙大公開していきます!
立山登山では立山黒部アルペンルートを使って室堂に行く人が大半ですが、黒部ダムからも登ることが可能です。登山道もある程度整備されており、健脚者の方にはぜひ挑戦してほしいルートとなっています。東一ノ越を超えれば美しい稜線が広がっており、立山3山を巡ったあとに雷鳥沢野営場へと向かうことができます。
2日目は雷鳥沢野営場にテントを張った状態で、剱岳へピストンするコースです。剱岳では岩場が多く危険箇所も多いですが、テント泊装備を持たずに登ることができるため安全に登ることが可能です。剱岳までにはヘルメットの着用が必須な箇所もあるため、忘れずに持っていきましょう。
3日目は、雷鳥沢野営場から一の越山荘までを登り切れば下りの下山道に繋がります。3日目は、ほぼ下山日のため山行スケジュールも余裕があり、景色を楽しみながら下山が可能です。黒部ダムの最終バスの時刻は事前に確認の上、最後まで立山をお楽しみください。
いかがだったでしょうか。今回は立山・剱岳縦走のコース紹介などざっくりとしたスケジュールをご紹介していきました。次回の縦走記事では、詳しい山行レポートを写真も含めながらご紹介していきますので、ぜひご覧ください!
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