休学した2人の学生が今話題のバンライフをしながら日本百名山全山登頂を目指す本プロジェクト。今回は、バンライフをするために購入する車、いわゆるベース車を選ぶ際に、どのような点に気をつけ、どのような車がおすすめなのかを実際の学生バンライファーがご説明します!
いざバンライフをしようと思ったときに、1番大きな問題は車選びだと思います。今回は、半年間バンライフで過ごしている私たちが、どの車がバンライフしやすいか、車選びの注意点など、初めての方にもわかりやすくご紹介していきます。
私たちがベース車を購入するときに、1番気にしたポイントが「ハイルーフ」であること。バンライフはほぼ全ての時間を車内で過ごすため、移住空間が広い方が日々の生活をストレスなく送ることができます。また、ハイルーフだと天井の空間をフルに使うことができるため、天井に棚などを作ることで収納スペースを確保することが可能です。
車を買う時に気をつけたいのがこの走行距離。走行距離は車の寿命そのものなので、やはり少ない方がベターです。一般的に中古の場合、10万キロ以下の車が推奨されていますが、商業用のバン(ハイエースやキャラバン、ボンゴなど)は土木を積んだり、長い距離を走ったりすることを前提に作られてるため、走行距離が20万キロ、30万キロでも難なく走ってくれるとのこと。
どこを走るかによりますが、やはりどこへでも行くことができる点においては四輪駆動がおすすめです。雪道や砂利道など、二輪駆動では心配なところも、四輪駆動だと安心ですね。特に、冬の間雪が降る地域に住んでいる方や、冬にその地域に行くことが予想される方は四輪駆動がマストになってくるでしょう。しかし、二輪駆動に比べて車体価格が高いことが難点です。
年々ガソリンの値段が高騰している今日では、軽油を燃料としているディーゼル車が圧倒的におすすめです。軽油だとガソリンに比べ10円〜15円ほど安く燃料を入れることができるため、かなり出費を減らすことができます。バンライフにおいて、ガソリン代は家賃同様必ず払わなければならない費用ですので、安いに越したことはありません。しかし、ガソリン車に比べてディーゼル車は車体価格が高いため、何年バンライフをするか、どれくらいの走行距離が見込めるかなど、事前にプランを立てた上で車選びをすることをおすすめします。
これまでバンライフのベース車の選び方やおすすめ情報などご説明してきましたが、実際に私たちが半年間日産キャラバンに乗ってみて良かったところ、悪かったところなどをご紹介していきます。
私たちの旅の主な目的は「登山」なので、山道や山から山への移動でかなり長い距離を走っています。そのため、燃費が悪いとガソリン代がかなり高くなってしまいます。また、ガソリンを入れるスパンが短いため、登山口やキャンプ場の近くにガソリンスタンドがないと不安が残ってしまいます。そのため、燃費のいい車に勝るものはありません。日産キャラバンに比べ、トヨタハイエースは燃費が良いのでおすすめです!
私たちの日産キャラバンは、もともと福祉車両だったため天窓が付いています。この天窓がかなり優秀で、夕方バンの中が少し暗いときでも天窓を開けると明かりが入ってくるので、電気を節約することができます。また、夜には天窓から星を眺められるので、バンの中にいながら満点の星空の下で眠ることができちゃいます。
いかがだったでしょうか。今回はバンライフを始める前の車選びのポイントをご紹介しました。バンライフに興味がある人や、これからバンライフを始めてみたい人などの参考になれば幸いです。一緒にバンライフの世界を盛り上げていきましょう!!
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