バンライフをしながら、1年以内に日本百名山制覇を目指す2人の大学生の本企画。今回の登山先は福島県に位置する「会津駒ヶ岳」へ。福島県屈指の美しい湿原が広がる会津駒ヶ岳の豊富な登山ルート、曇りの中での山行レポートや周辺情報などをご紹介していきます!
福島県は尾瀬の北側に位置する会津駒ヶ岳は、標高2133mの山。山頂付近に広がる美しい湿原や花を眺めながら山行を楽しむことができます。湿原には木道も通っており、比較的整備された登山道です。標高は2000mを超え、標高差が大きいコースしかないので注意しましょう。
こちらのコースは滝沢登山口からスタートし、山頂までを往復するピストンコースです。もし余裕のある方は、会津駒ヶ岳の奥にある中門岳まで50分ほどなので、少し足をのばしてみるのもいいかもしれません。コースの標高差は1500mと大きく、体力が必要なコースではありますが、山頂付近で見ることができる湿原や大池など、さまざまな山のシーンが疲れを癒してくれます。
こちらのコースは、滝沢登山口から始まり、大杉岳を通過して御池登山口に下山する縦走コースです。駒の小屋で一泊することができ、健脚の方の中には日帰りで挑戦する方もいます。また、電発避難小屋から大杉岳までの稜線歩きは、とても美しく周囲の山脈を見渡すことができます。
ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。花と湿原の美しい空間へ行くことのできる会津駒ヶ岳。今回は、最もポピュラーな滝沢登山口からの山行をお届けします。
今回利用する滝沢登山口は、駐車場から歩いて10分ほどのところにあります。ここから会津駒ヶ岳登山が始まります。
登山口から開けた湿原に出るまで、しばらくかなり急な勾配の林道を歩きます。
ちょうど中間地点を過ぎたあたりで、会津駒ヶ岳唯一の水場があります。激しい林道歩きで乾ききった喉を潤す絶好のポイントです。
登山開始から2時間ほどで林道歩きが終わり、視界が開け、高山植物が咲き誇る湿原に出ます。ハクサンコザクラの群生やショウジョウバカマ、ミヤマキンポウゲなど数々の高山植物を堪能することができますよ。
先ほどのスポットから約10分の地点。晴れていればここから会津駒ヶ岳の美しい山容が正面に広がっています。
登山開始から約2時間15分で駒の小屋に到着です。オリジナルグッズの販売や、縦走の際の宿泊にも利用することができます。
小屋から15分ほどで中門岳と駒ヶ岳山頂の分岐に差し掛かります。ここをまっすぐ行くと中門岳へ。右へ曲がるといよいよ駒ヶ岳山頂です。
登山開始から2時間30分ほどで会津駒ヶ岳山頂に到着です。この日はあいにくの天気でしたが、晴れていれば尾瀬の山々や越後三山を見渡すことができます。
コースタイムには個人差があるため、参考程度にご覧ください。
滝沢登山口(9:40)
駒の小屋(11:55)
会津駒ヶ岳山頂(11:50)
滝沢登山口(13:20)
【滝沢登山口】
1.滝沢登山口への林道入口
2.山頂公衆トイレ(駒の小屋の裏)
【御池縦走コース】
1.尾瀬御池駐車場 (駐車場利用料は1000円)
今回は、会津駒ヶ岳はあいにくの天気でのアタックでしたが、林道の先に広がる湿原は曇り空の中でも心を癒してくれました。登山道も所々木道があって歩きやすいため、一度はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
以上、「会津駒ヶ岳」からでした!
次回の登山先は、同じく福島県に位置する標高2356mの「燧ヶ岳(ひうちがたけ)」。会津駒ヶ岳の滝沢登山口から燧ヶ岳の御池駐車場までは数十分でアクセスできるため2日連続で挑みます。燧ヶ岳は福島県の中でも最高峰の山!次回もお楽しみに!
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