カテゴリー: 体験レポート

キャンプ場を巡りながら日本一周して感じた、”もう一度行きたくなるキャンプ場”とは

こんにちは!.HYAKKEIライターの佐久間亮介です。実は私、2014年春からキャンプ場を巡りながら日本全国を旅しておりました。昨年の12月、無事に沖縄県から東京へ戻って参りまして、その旅を完遂することができました。今回は、日本全国を周った中で感じた「もう一度行きたくなるキャンプ場」についてお伝えしていきます。

あの人に、あの自然に、また逢いたくなる。

キャンプ場を巡っている中で、たくさんの人と自然に出会ってきました。個性的なキャンプ場のオーナーやスタッフもいれば、そのオーナーを慕って集まる常連キャンパーさんもいます。
新緑が美しいキャンプ場も、秋になれば紅葉が進み、冬になれば雪化粧をします。これもまた自然との一期一会の出逢いでした。
もう一度行きたくなるキャンプ場とは、そこにいるオーナーや常連キャンパーさん、そして、そのキャンプ場がもつ自然との再会を心から望むキャンプ場だと私は思います。

「高規格、お風呂がある」は一つの指標に過ぎない。

人気キャンプ場ランキングでは高規格のキャンプ場が上位を独占する傾向にあります。しかし私は、「高規格、お風呂がある」というのはあくまでも指標の一つに過ぎないと考えています。
たしかに、お湯が使える炊事場も、綺麗に清掃が行き届いたトイレも、快適にアウトドア・キャンプを楽しむためには必要な要素の1つです。場内に温泉があるキャンプ場は、日頃の疲れをリフレッシュすることができるかもしれません。しかし、それだけでは「もう一度いきたくなるキャンプ場」とはならないのです。

関東でも随一の高規格キャンプ場である「大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ」は充実した設備を誇っているが故に「あそこは高規格だから人気がある」と言われることがあります。
しかし、それは先ほども言ったように、高規格というのは1つの要素でしかなくて、グリンヴィラには他のキャンプ場でもなかなか真似のできないスタッフのホスピタリティーがあるから人気なのです。
グリンヴィラのスタッフに逢いたくなる。グリンヴィラのスタッフが作るイベントが楽しくてまた行きたくなる。
高規格というハードの上のソフトも、また行きたくなるキャンプ場には必要な要素なのです。

優しさ、人情、雄大な自然

埼玉県のケニーズ・ファミリー・ビレッジには、スタッフの”優しさ”が随所に感じられて、あの優しさに触れたくて、また行きたくなります。
千葉県にあるオートキャンプin勝浦まんぼうには、青二才の私を叱咤激励してくれる昨今ではなかなか見ない”親父”と慕うオーナーがいます。思い悩んだとき、苦しいときに男らしい背中を見に、また行きたくなります。
群馬県の北軽井沢スウィートグラスでは、雄大な浅間山を眺めて四季折々の自然に出会うことができます。

夏には緑色だった森が1月も経てばいつの間にか赤や黄色に変わり、やがてそれが落ち葉に変わります。そして、冬を迎えてあたり1面の雪景色へと変わっていきます。常に変化する自然は何度もそこへ行きたくなる理由を私たちに与えてくれるのです。

「試される大地」北海道では、とても日本とは思えない大自然に魅了され、毎年のように訪れている旅人に出逢いました。

「南の島」沖縄では、綺麗に澄み切った海に感動を覚えました。
また行きたくなる場とは、そこに人や自然との出会い、感動があるのでしょう。
あのオーナーとの出会い、常連キャンパーさんとの出会い、そして、キャンプ場がもつ自然との出逢いに感動した時、私はもう一度そのキャンプ場へ行きたくなります。

2016年も、また出会いのある旅へ

2016年、あなたはどのような年にしますか?
私は、昨年までの旅で出逢ったあの感動にもう一度出会う旅をしようと思います。この記事を読んでくださった読者の方と、どこかのキャンプ場で偶然「出逢う」ことができたら幸いです。

シェアする
ライター:
佐久間 亮介

最近の記事