小荒島岳から30分ほどでシャクナゲ平に到着です。ここで勝原コースと合流します。山頂までは1.5km。短いようで長い距離が待っています。
シャクナゲ平を通過すると下りと平坦な道が続きます。鮮やかな緑色の草木たちが風に揺られているのを見て、私たちの呼吸も落ち着き始めます。
登山道の脇に雪渓が!久々の雪に2人のテンションも上がっていきます。
雪渓でテンションが上がったのもつかの間、ゴツゴツとした急な登山道が立ちはだかります。鎖やロープもあるので慎重にいきたいところですね。
ゴツゴツとした急斜面の途中、横をみると白山が出現。まだ白く雪が残っているのがわかります。
白山を横目に次々と現れる急斜面を登っていきます。山頂まではあと少しとわかっていてもかなりこたえます…
ついに荒島岳のトップが白く輝く雪渓とともに見えてきました。山頂までもうひと踏ん張りです。
後ろに見えるのは荒島岳名物「もちが壁」
荒島岳一番と言われるほどの急な坂でこれを登りきると山頂まで残すところあと少しとなります。
もちが壁を登りきると山頂までの標識が。実はここ中荒島岳というスポットらしいですね。山頂まで412m!
白山をバックに少し雪渓を歩きます。
固まっている雪渓を一歩一歩慎重に。固まっていないところを踏むとかなり沈みますのでご注意を。
本日は軽アイゼン。アイゼンは不要でしたが雪渓の状況は毎日変化するため常備しておくようにしましょう。
スタートから3時間50分で荒島岳初登頂です。バックには白山がありますが、被ってしまいました。
山頂付近にはかなりの雪渓が残っていました。雪渓の上から見る白山は堂々とそびえ立ち、その風格からは威厳すら感じました。この素晴らしい景色が見られるのなら、永遠と続く急坂な林道歩きもへっちゃらですね。
山頂の雪渓の上で白山をバックにパシャリ。私たちが山頂に到着する少し前に白山のガスが取れて綺麗に見ることができました。
※コースタイムには個人差がありますので、参考程度にご覧ください。
起床 (6:30)
中出駐車場 (7:40)
小荒島岳 (9:50)
シャクナゲ平 (10:20)
荒島岳 (11:15)
昼食 (12:30)
シャクナゲ平 (13:10)
中出駐車場 (14:30)
写真の右側に見えるのがフードコート・直売所、中央にあるのがモンベルストアです。この道の駅はなんと4月22日にオープン。地場野菜が数多く並ぶ中、隣にはモンベルのショップとカフェが併設しています。
夕日がきれいだったので、イケダとバンの写真をばっちり納めました。
この道の駅は、午前9時から午後6時まで営業しているので、登山口に入る前や登山後にギアを揃えることもできますね!中出コースや勝原コースは、コンビニよりも道の駅の方が登山口から近いので、 足を運んでみてはいかがでしょうか?
全国の皆さん、補給食、日焼け止めの用意はお済ですか?最後のコンビニでトイレを済まし軽食をゲットしましょう!登山口から車で15分ほどの場所にコンビニがあるのでご紹介します。
今回ご紹介するコンビニは、勝原コース、中出コースどちらでもすぐに行けるコンビニです。
ローソン 大野月美町店
【 中出コースを利用する方】
中出駐車場にはトイレが完備されています。山頂までトイレはありませんので、ここで済ましておきましょう。
【勝原コースを利用する方】
勝原スキー場駐車場にはトイレが完備されています。こちらも山頂までトイレはありませんので、ここで済ましておきましょう。
きつい上り坂が続くハードなルートもありますが、山頂から眺めるパノラマの景色と北アルプスの山脈、白山には圧巻でした。 5月のはじめでも残雪があるため、防寒具の用意と、念のために軽アイゼンなどを持っていくと安心です。
今回、私たちは中出コースを選びましたが、ほかにも勝原コースなど複数コースがあるので、何回でも登って全コースを回ってみたい山の一つでした。
次回は、石川県と岐阜県にまたがっている白山。日本百名山はもちろん、白山は富士山、立山とともに日本三名山の一つに数えられ、最高峰の御前峰からは白馬・剱・立山などの山々を見渡せます!
次回もお楽しみに!
インスタグラム等でも私たちが登った山々の絶景など多数投稿しているので是非フォローよろしくお願いします!
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